抑肝散服用後の顔面紅潮は血圧上がっている可能性が

抑肝散は、製薬会社ツムラから発売されている漢方薬です。イライラや眠れない等の精神症状を改善します。1日1~3回年齢、体重、体調によって変わります。漢方は通常食間や食前に服用しますが、抑肝散は食後に飲んでも大丈夫です。元々赤ちゃんや子供にみられる夜泣きやかんしゃく等に主に使用されていました。少子高齢者が進み、高齢者の平均寿命が長くなり、認知症という病気が増えています。認知症の症状は物忘れだけでなく、不安や興奮、イライラするといった精神症状が現われます。進行すると、感情のコントロールが難しくなってきます。そのような方に対して、落ち着いた精神状態で過ごして頂くという使われ方が多くなってきました。認知症が進行すると、本人の心身の状態や質が低下するだけでなく、家族にも介護負担がかかってきます。医療費や介護保険の拡大にも繋がります。本人の精神症状が安定することによって、本人が安心して過ごせることが期待されます。抑肝散は抗精神薬と違ってふらつき、めまいといった血圧低下が強く現れて日常生活に支障をきたすことなく、精神状態を改善していきます。副作用がないわけではありません。顔面紅潮がみられる場合は、発熱や、血圧が上がっていたりする可能性があります。医療機関を受診して医師にご相談ください。認知症のある方はご自身で、体調不良を訴えることが、難しいです。一緒の住まわれているご家族がいらっしゃいましたら、服用後に顔面紅潮がみられる場合は、血圧が高くなっている可能があります。顔面紅潮以外にも副作用で電解質のバランスが崩れて血圧が高くなることもあります。特に服用し始めには、このような副作用がみられないかご注意ください。